1973年にスーパーなヤツが現れました『Minolta SR-T SUPER + MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 』です!
テレビCMには愛川欽也さんと研ナオコさんが出演し「美人しか撮らない」のキャッチコピーでかなり売れたそうですこのカメラ!そこがスーパーなのか!?
『SR-T101』と何が違うかと言うと…、見た目はほぼ一緒ですw
外見上の違いと言えば、アクセサリーシューがホットシューに変更され、ミラーアップレバーが無くなり、XとFPの接点が1つになり切り替えレバーが代わりに付いてますが、配置的には元々空いてる穴にレバーをくっつけた様ですね、あと、軍艦部の筐体の角が『SR-T SUPER』の方が角ばってますね、『SR-T101』は絞られてますね、ほんの些細なことですが(^_^;)
もっとよく見ると違う部分がもう1箇所あります。
それはペンタプリズム前面の『minolta』のロゴが張り出しています!
これはデザイン上の違いと言うよりは機能上こうしなくてはいけない理由があったのです。『SR-T101』ではファインダーを覗いた時にシャッター速度しか見えなかったんですが『SR-T SUPER』では絞りの値が見える様になったんです!
今のデジカメでは普通に表示されているかもしれませんが、このカメラではペンタプリズムの前に絞り値を覗く穴が設けられファインダー内から見える様になっています!
シャッターと絞りの値が両方見れて、尚且つ露出も見えるのです。どれも機械的にですがこれは画期的ですね!(他のメーカーにはあったかもしれませんがそこまで調べません…ごめんなさい…)
ファインダー内と言えば、スクリーンがスプリット/マイクロプリズム式になってるのでより使いやすくなったのではないでしょうか?
どこかに書きましたが、僕はスプリット嫌いなんですよね〜、スプリットでピント合わせは楽なのですがそこばかりに目が行ってしまい、特に1日中撮影していると最後の方は疲れてファインダーの隅々まで見えてないこともあるんですよ、集中力が切れても「ピント合わせだけは!」と思い一生懸命になると構図が雑になるんですよね〜
全面マットはスプリットより疲れるのですが、そういう理由でスプリットがついてるスクリーンはできるだけ交換します。
スクリーンが交換できなければそのままだったですけどね(^_^;)
目薬は手放せません…
これに付いてたレンズは『MC ROKKOR-PF 50mm F1.7』です。
面白いですね〜、どれかのボディを使って同じ被写体で撮り比べてみたいですね(^^ゞ
しかし、多重露光撮影ができる様になったらしいのですが、どうやったら出来るのでしょう?
レバーやスイッチらしきものが見当たらない…
管理番号 | 00018 |
記事作成者 | |
メーカー | Minolta(ミノルタ) |
名称 | Minolta SR-T SUPER + MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 |
記事作成日時 | 2016年2月28日3時46分 |
※『collection』コンテンツはそれぞれのカメラなどの情報を公開することを目的としていますので、公開後も追記や修正などを行っていきます。