■カメラノハナシ CONTAX S2 + Tessar T* 45mm F2.8 Tweet
1999年2月21日フリーのカメラマンとして独立開業させていただきました。
その時メインで使っていたカメラです！
本来ここのコレクションページでは自分が使ってた物の紹介ではなく、譲り受けた貴重な銀塩カメラを紹介する予定なのでが、その中にS2の60th記念モデルがあるのでやっぱりコンタックスからの紹介がベストだろうな〜と思うのと、これを書いてるのは2016年2月21日、独立してジャスト17年というこの奇遇であるならば、自分のS2をまず1番に書くべきだろうと思いこの文章を打ってます！
このS2を買ったのは確か24歳ぐらいだったので20年前ですね「10年一昔」とすれば「二昔前」ですね、昔やなぁ〜
定価はたしか15万円だったと思います、実際の購入価格は12万ぐらいだったかな？？？
ボディはチタンでメカニカルシャッター搭載、フォーカスもマニュアルのみの完全なるマニュアル機で、LR44の電池を2個入れられるのですがこれは露出計でのみ使用するという割り切ったカメラです。
その露出計もスポット測光のみ、S2bという機種も後に発売されましたがこれは中央重点測光になっていましたが僕はスポット測光の方が好みだったのでS2bの選択肢はなかったですね〜
この完全マニュアル機は見た目のスマートさとは裏腹にシャッターを切った時のミラーの音と反動の無骨さは激く「バシャン！」と凄い音がします！
手持ち撮影に慣れてない人や最近の手振れ補正付きのカメラに慣れている人は下手すると1/60秒とかでも手ブレしちゃうかもしれませんね(^_^;)
モータードライブとかワインダーの類も装着できないので巻き上げなどもすべて手動、婚礼スナップにこれを持って入るにはフィルムをどのタイミングで交換するかを計算しながら撮影しなければいけなかったんで疲れましたね〜、もちろんこれ1台ではなく自動巻き上げ内臓の167MTが活躍しました！
RTS IIもありましたがシャッターの同調が1/60秒と低かったんですよね〜、167MTは1/125秒まででS2は1/250秒までシンクロするのでブライダルを撮るのに1/60秒のRTS IIは予備カメラでした(^_^;)
独立して2年目にRTSIIIを買おうかと思ったのですが定価35万…、独自のオートフォーカス機構を備えたAXは定価25万、もちろん定価では買いませんが結果的に接写にも有効なオートフォーカス機構を備えたAXを購入しましたので、RTSIIIはコンタックスのデジタルカメラの『Nデジタル』を購入する直前に購入となってしまいました。
いろいろカメラの名前が出てきましたが、結局カメラバックの中に入ってるメインボディはAXになるのですが、S2は必ず入ってましたね、気温や電池など全く気にすることなく確実にシャッターを切れると言うカメラの最低限の機能が保証されているカメラをカメラバックから防湿庫に移動させることはなかったですね(^^ゞ
S2以外のコンタックスカメラはデジカメ全盛の時代になる過程でと言うか、Nデジタルのレンズをフルで揃える為、また4×5の撮影も増えてたので大判用のローデンシュトックなどのレンズを買う為に泣く泣く手放しましたが、S2は手放せませんね〜
パンケーキレンズの45mmも使い易くて面白いレンズですね、今でも標準レンズ好きなのはこの45mmから始まったのかもしれません。
久しぶりにフィルムを入れて撮ってみようかな(^^ゞ
2016年2月21日 フリーになった独立記念日にS2の事を書いてみました！ by Gori
| 管理番号 | 00001 |
| 記事作成者 | |
| メーカー | Contax（コンタックス） |
| 名称 | CONTAX S2 + Tessar T* 45mm F2.8 |
| 記事作成日時 | 2016年2月21日0時19分 |
※『collection』コンテンツはそれぞれのカメラなどの情報を公開することを目的としていますので、公開後も追記や修正などを行っていきます。